4月11日(土)、北陸新幹線「上越妙高」駅から第3セクターのトキメキライン(旧信越本線)の直江津行きで2つ目の「高田」から歩くこと約20分、高田城公園内にある「小林古径記念美術館と隣接する小林古径邸(平成17年登録有形文化財・大田区南馬込から移築・復元)を見学。高田城公園は、100万人の観桜会の時期で多くの花見客が訪れていた。記念美術館の収蔵品には、古径の15歳の作品、絶筆となった「牡丹」、大仏殿などを見ることができる。大田区南馬込あった小林古径邸は、古径の生まれ故郷である上越市が平成9年に買い取り平成13年に完成・公開。設計は吉田五十八、施工は岡村仁三による木造数奇屋造。昭和9年に新築された邸内の欄間、障子もシンプルで無駄のない美しさである。当ホームページ運営管理人は同じ南馬込に25年以上居住しているが初めて邸内を上越で歩くことができた。アトリエも天井が高く自然光がたっぷりとそそぎひろびろとした空間である。大雪による対策も万全だったが、維持管理担当者のご苦労は大変なもの。